卓球のナックルとは?打ち方のコツは?

卓球といえば様々な回転を駆使して欺し、読むのが卓球の面白いところ。ただ回転をかけるだけが脳では勝つことができません。状況に応じて回転をかけないことも必要になってきます。今回はナックル(無回転ボール)にについて、その強みや欠点、打ち方のコツなどを理解して紹介します。

 

 

ナックルとは?その効果は?

ナックルボールというのは無回転・ほぼ無回転のボールのことです。

 

卓球は回転が命みたいなスポーツですが、あえて回転がほとんどかかっていないボールを出すことで相手のミスを誘うこともあります。

 

卓球におけるラリーのほとんどは回転のボールなので、相手も大抵そのつもりで返球してきます。そこを意表をついてナックルボールを出したりすれば球が飛び過ぎたり、落ちてしまったりするのです。

 

ナックルサーブの有用性

下回転サーブに見せかけて、無回転サーブを出すテクニックもあります。これはもし相手が下回転だと思いツッツキで処理した場合ボールが浮いてくるのでチャンスボールになります。

 

ただし球に意図的に回転をかけないというのはいざやろうとしたら非常に難しく、難易度の高いテクニックです(さらに下回転に見せかけるとなるとなおさら)。繰り返しの練習が必要になります。

ナックルボールの見極め方
回転がかかっていないということは外界の影響を受けやすいということです。その為ナックルボールは温度や湿度、空調などの影響をうけて不規則な揺れをしながら飛んでくることあります。

 

 

ナックルの打ち方は?

ただ無回転のサーブというのはなかなか意識して出すことは難しいです。球にはどうしても回転はかかりますからね。

 

ラリー中

ラリー中のナックルはあまり擦ると回転がかかりますので、スマッシュのようにはたくイメージ。プッシュ打法が基本です。スマッシュというのも実はナックルボールに近いです。決定打ではありますが、回転があまりかかっていないので、台から離れれば離れるほど急激に速度が減衰していきますよね。

 

サービス

サービスのナックルはほんの少しだけ下回転をかけるよう意識してみてください。前にすすむ力と相殺しあって無回転になります。下回転に見せかけたいので、打つ瞬間に体を沈める動きをするのも大切です。