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卓球の起源
卓球の起源については諸説ありますが、19世紀後半にイギリスで生まれ発展したという説が有力です。
英名である「table tennis」という呼称からもわかる通り、原形はテニスでした。雨でテニスができずに退屈をした人が、室内でテーブルの上でテニスの真似ごとをしたのが始まりだといわれています。
ラバーの誕生
勿論当時は今のような立派な道具はなく、バドミントンのような長い柄のついたラケットに、ラバーとして革や紙やすりなどを張っていたそうです。
現在のようなゴムラバーが主流になったのは、1900年代に入り欧州でゴム製のラバーが開発されてからです。
このころの卓球のルールではラケットにラバーを張ることは規定になかったので、日本選手は何も張っていない木ベラのラケットで好成績をおさめたそうです。
ルールの改正
卓球競技の歴史の初期ではルールが色々緩かったせいか、今風で言うチートみたいな技が色々開発されていました(指を使って様々な回転を生みだす「フィンガースピンサービス」など)。
そのラリーが続かない、レシーブミスの連発など観客が退屈をする試合が多かったことから国際卓球連盟がいくつものルールの改正を行いました。例としては以下のようなものです。
- ネットの高さの引き下げ
- フィンガースピンサービスの禁止
- 試合時間の制限
用具の開発促進
1950年代に入ると日本が次々と新しい卓球用具を開発し、実戦投入されました。日本が世界卓球で全盛だったのもこの時期です。1952年にインド開催の第19回世界選手権大会では7種目中4種目ものタイトルを獲得しています。