卓球のペンとシェークの違いは?有利・不利

卓球のペンラケットとシェークラケットの違いについてわかりやすくまとめています。卓球を始める段階でどちらにしようか迷う人は多いですが、両者の有利不利、特徴について知っておくことといいでしょう。

 

 

ペンとシェークの違いまとめ

ミドルの処理について

ミドルにおいてシェークは打球面が正面を向きにくいのでレシーブしにくい。それに対してペンは打球面が正面を向きやすいのでレシーブしやすい。

 

バックサイドの処理について

片面ペンの場合はバックへの切り返しがしづらく、バックサイドが弱点となる。そのためシェークハンドにバックを集中的に狙われて不利の局面になることが多い。

 

フォアハンドの威力について

ペンはシェークよりもラケットが軽いので、フォアハンドの威力が強力。シェークハンドで威力を出すには相応の筋力が必要になる。

 

台上処理について

ペンは手首の力を利用した台上処理がやりやすい。台上で主導権を握れれば相手よりも先手をうちやすくなる。

 

 

ざっと挙げればこんな感じです。どちらを使っていくかは実際に両方使っていて自分に合っていると思った方を使うことをおすすめします。

 

ペンの利点について

現代卓球においては8割方がシェークを利用しており、もはやペンは時代遅れなんて見方もありますが、やはりペンの利点である台上技術の存在は非常に大きいです。

 

現代卓球を21世紀以降の卓球と考えた場合、2004年アテネ、2008年北京の金・銀メダルはペンホルダー、2012年ロンドン銀メダルはペンホルダーです。すでにシェークハンドが席巻していた時代にこの成績ですからペンの利点は間違いなくあるでしょう。

 

・・・とまあペンの利点についての話は長くなるのでこちら【ペンホルダーの利点】の記事で詳しく解説します。今回はペンとシェークの違いについて解説させて頂きました。