卓球のナックルサーブのレシーブ方法

卓球におけるナックルサーブはレシーブ処理が難しく返球ミスで相手のチャンスボールになってしまうことが多いです。ナックルサーブは無回転のボールですので回転がかかっていると思いこみ切って返球したりすると、大きく飛び出てしまったり逆に落ちてしまったりするのです。ではどのようにレシーブするのが正解なのでしょうか。

 

 

ナックルサーブの見極め方

まずはナックルサーブであることを見極めることが大切です。見極めを間違えると落ちてしまったり、チャンスボールになってしまいます。判断基準としては以下を参考にしてください。

 

揺れを見る

回転がかかっていないということは外界の影響を受けやすいということです。その為ナックルボールは温度や湿度、空調などの影響をうけて不規則な揺れをしながら飛んでくることが多いです。

回転を見る

回転が思いっきりかかっていたら、ボールのマークが高速で動いているように見えます。ナックル(無回転)ならばマークがほとんど動いていないです。

 

モーションを見る

他にも相手のモーションやラケットを良く見て判断する必要があります。上級者になると下回転に見せかけたナックルとか凄い上手い人がいるのでよく引っ掛かります。

 

音を聴く

ボールを擦る音も一つの見極めポイントです。下回転ならば音がでやすく、ナックルは比較的音が出にくいです。かなり小さい差異なので繰り返し練習しないとわかりません。

 

 

ナックルサーブのレシーブ方法

ナックルボールだと気が付いたら、気を付けてください。少し手を変える必要があります。

 

例えばナックルできたサーブをツッツキで返そうとしないでください。

 

ツッツキというのは回転のかかっているボールを「切り」、威力を相殺することで低い軌道を維持できるわけですから、無回転のボールを思いっきり切ってしまえばこちらのパワー過剰になり浮いた球になってしまいます。

 

ではどうすればいいのかというと・・・ズバリ打てばいいのです。

 

回転の影響を受けないで済むのですから、ナックルだとわかってさえいれば逆にこちらのチャンスボールにもなり得ます。プッシュやフリック、チキータ、スマッシュなどで強打して先手を打ちましょう。

 

ただその為にもやはり見極めが大切になります。ナックルサーブを下回転のモーションでかけてくる人が多いので、勘違いしてツッツキなどで返球してしまうと浮いてチャンスボールになってしまうのです。

 

なので見極めの力を磨く為にも上で紹介した見極め方法を理解した上でたくさんの練習を行うようにしましょう。