卓球の戦型ごとの弱点は?戦型の選び方を知る

卓球の戦型の種類】でご紹介した通り、卓球には様々な戦型があります。ですがどの戦型にも強みがあれば弱みもあり、それらをしっかり理解した上で自分に合ったプレイスタイルを見つけることが大切です。そういうわけで今回はそれぞれの戦型の弱点にフォーカスしてみましょう。

 

 

ドライブ主戦型の弱点

前・中陣でドライブで攻撃する戦型なので、基本的にはオールラウンドなのですが、フットワークを必要とする戦型なので、体力を使うというのが弱点といえば弱点ですね。カウンターにより左右にゆさぶるのが上手い前陣速攻型を相手にした場合、ノータッチで決められることも珍しくありません。とくに片面ペンハンドはそのパターンが多いですね。

 

前陣速攻型の弱点

フットワークや体格の弱点をカバーできる戦型ではありますが、台からあまり離れないというスタイル上、他の戦型よりも高い動体視力と反射神経が要求されます。そのため相手方の仕掛けるフェイント攻撃にノータッチでやられることも少なくありません。

 

カット主戦型の弱点

そういう戦型なので当たり前ですが基本的には常に先手を許してしまうのが弱点といえば弱点です。いくら後ろに下がっても角度をつけた強力なドライブ・スマッシュを叩きこまれたらカットマンといえど追いつけません。

 

ペンドラの弱点

強力なフォアドライブや、手首の力を活かしたフリックなど強みですが、バックハンドが弱く、そこを中心に攻められてたまらず回り込んだところを、ガラ空きのフォア側に決められるということが多いです。その弱点を克服するために裏面にラバーを張る裏面打法が中国を中心に採用されています。

 

 

 

いかがでしたか?選手の運動能力や性格によって適正は異なってきます。自分の相性にぴったり合った戦型を選べるといいですね!

 

 

ただし戦型選びはラリーや突っつきなどの基礎固めができてからにしましょう。そこから自由に打ち合って練習している中で、自分に合ったスタイルに近づけていけばいいでしょう。