世界の卓球の競技人口・ランキング

卓球は世界中で人気のあるスポーツですが、本格的な卓球の競技人口はどれくらいいるのでしょうか。また卓球人口が多い国をランキングにしたら日本はどのくらいの位置になるのでしょうか。

 

 

世界の卓球の競技人口

卓球は世界的に見て競技人口がかなり多いスポーツです。国際卓球連盟には220の国・地域が加盟していて、これは全スポーツ中で2番目に多い加盟数になります。このことからも卓球の競技人口の多さがうかがい知れます。

 

世界で見れば競技人口は3億人といわれています。

 

次に世界各国の卓球の競技人口はどうなっているのでしょうか?

 

中国の競技人口

なんといっても人口大国中国の国技です。授業で卓球があるくらいですから中国人で卓球をしたことがない人はいません。

 

単純な競技人口ならば中国だけで3000万人は下らないといわれています。

 

中国卓球リーグといえば現地では野球のメジャーみたいな存在で向こうの国では「卓球選手」というのは一度はだれもが夢見る職業です。

 

この卓球人口の多さが層をありえないくらい厚くしているので、オリンピックやら世界選手権やら大舞台にでてくるのはそりゃもう鬼のように強いわけですよ。21世紀以降一貫して中国が最強を誇るのはそれが理由です。

 

日本の競技人口

ネット調べによればレジャー人口としては100万人以上、1000万人以上は年に1回は卓球をしているそうです。まあ確かに回りを見渡してみて卓球をしたことがないという人を探すほうが難しい気がします。

 

世界的に見れば日本も競技人口はかなり多いことは確かです。

 

ただ卓球は上級レベルになればなるほど理論が複雑化するので、それが障壁となり本格的に取り組む人となるとぐっと減ります。スポーツとして本格的に取り組む競技人口としては20~30万人程度のようです。

 

やはり競技人口の厚さは中国がダントツですね。それプラスで長い歴史で培った強化プログラムと育成システムにより雑伎団ばりの選手がでてくるワケです。

 

 

実は意外にも中国の卓球の歴史は日本よりも浅いのですよ。卓球は1904年に日本から中国に伝わりました。文房具屋の主人の王道平さんが日本から卓球機材を10台持ち帰って、お店で実技を披露したことから、卓球が認知されるようになって、急激に各都市に広まっていったそうです。